2008年9月20日土曜日

HO☆TA☆TE黙示録

9月20, 21日は我が母校の高校の文化祭でした。
cf. 昨年の記事は此方[リンク]です。

都心方向に赴く前に、小学生来の友人からの招待で、その友人の高校の文化祭に参上。
新聞が毎年の様に取り上げる巨大切り絵に、そして筝曲部・茶道部の
"おもてなし"に、大変な感動を覚えました。此の場を借りて、本当にありがとう。

今年はルノワール(Pierre Auguste Renoir)作の『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』でした。


さて、一日目の夜に打ち上げをするのが化学部の伝統。
久し振りに串揚げをたらふく食べた後は、マックにて先輩達と世界史漫談。
その様子は[続きを読む↓]に書くとしまして、まずはコンパでの出来事。


ほたて が つよかった です。


ボクの座ったテーブルの面子は、始めの内は何とどの様に食べて好いのか分からず
自分達で勝手にその環境を定義付けて、とてもポジティヴに調理しましたが、何故か
ホタテを入れると妙にパチパチと跳ねるものでありまして、すっかり皆の者が畏怖したのです。
はい(笑)

因みに、同窓生として参加した今回は、イラスト研究部のOB誌向けに
6ページ原稿を提出しただけで、その他の部活等ではめぼしい事をしておりません。
そうですね、何かとフリーダムに時間を過ごしました。

イラスト研究部のブースで描いたリザードン・シロン・ルギア。
 ◇ ◆ ◇


個人的な纏め


N.K.将軍様は何度でも蘇るのか? 最終鬼畜以下略篇

「新聞で読んで、ニュースで観たが・・・
かの、北の将軍様が危篤状態に在られるのだそうだ!」←化学部的には(ある意味)偉大な存在

凡そ、ジンバブウェと同様なモノであったのでしょうか。

□ムスカ・パ□・ウル・ラピュタ
将軍様は滅びぬ。何度でも蘇るさ!

「丁度、ダライ=ラマの如くに...」
「ダライ=ラマの求心力は確実に減衰している模様ですよ。」

ティベットの人々は、家の内にその肖像を掲げる程、ダライ=ラマの事を愛していましたが、
中国当局が厳格に禁止して幾年月、チベット問題が長期化したという明確な例が示すように、
その呼び掛けに対する反応度が鈍ってきていると言わざるを得ません。

個人的な考えですが、亡命政府が発表した
「能力による後継者選出」…この事もマイナスに働くと思います。

「亡命政府はインドにあるんだっけ?」註: ネパールです。
「フランスのド・ゴールを思い出すねえ」
「ド・ゴールは第何回目の共和政でしたっけ ・・・ 第三共和政でしたっけ?」
註: 第五共和政です。


巨大砲塔: 30cm砲の無駄遣い篇

「亡命政府を本国に戻して成功を収めたのはド=ゴールの他に指を折る程しかいなかったな」
30cm砲があったからであろう」

「ヴェトナム戦争の際は、尻尾を巻いて撤退せず
海上からミズーリ号級の原子力潜水艦に搭載した30cm砲を放てば良かったのだよ!」

"30cm砲の無駄遣い "ですね、分かります。記憶が曖昧ですが大体こんな感じ(?)で -
不謹慎な話題も登場する場合がありますが - 軍事ネタを基にした仮想戦争が流行ります。

「いくら巨大戦艦とは言え、強力な反動で到底照準が定まらないぞ!(笑)」
二機正反対に配置し、同時に発射すれば良い
「ちょっと待ち給え○○君、ミズーリ号が木っ端微塵に粉砕するではないか(笑)」


ここで「パン」と「パクス」について、六人で本来の意味を探る思考の旅に出掛けておりました。
参考までに、世界史Bに登場する関連用語の一例としては...

パクス-ロマーナ(⇒パクス-イスパニア)⇒パクス-ブリタニカ⇒パクス-アメリカーナ
パン-ゲルマン主義 vs. パン-スラヴ主義

論述問題の様相を呈しております(笑)
きっと、大独主義と小独主義について言及しながら後者は書き出してゆく事となりましょう。


ラテン語に比べればドイツ語・フランス語はまだマシなのか?篇

「ラテン語は確か、ドイツ語よりも変化が鬼畜豊富だよね」
「特に"sum"がスゴイですね … 英語のbe動詞の形の種類は7種類だというのに」

[(古代)ラテン語の動詞]
法: 直説法、接続法、命令法、不定法
態: 能動態、受動態
時: 現在時、未完了時、未来時、完了時、過去完了時、未来完了時
人称: 一人称、二人称、三人称
数: 単数、複数

一方、英語で最もよく変化する"be動詞"の活用は右の通り。 be/am/are/is/was/were/been
これ等に加えて"being"、計8つの変化形があります。

詳しくは解りかねますので、以下の動画を参照。



理解者ではない者の言い分ではありますが動詞に含める情報量が多い事を示しています。
日本語話者がテニヲハを瞬時に選択する様に、古代のラテン語話者も自分の伝えたい
細かな情報を正確に伝える為、瞬時に動詞を変化させる事が出来たのでしょう。


伝統あるヨーロッパ諸語を若いアタマで比較検証篇

「スウェーデンがゲルマン?」
「スウェーデン語はゲルマン諸語ですよ!」

[貴方は○○語を話せますか?]
英語: Can you speak English?
ドイツ語: Kann du spreche Deutsch? ("Sprechen Sie Deutsch?"が普通)
スウェーデン語: Kan du prata svenska? ("Talade du svenska?"が普通)

*お詫び* 諸語と混ぜこぜになり、ドイツ語版の説明の際に「シュプーヘ」と喋ってしまいましたが、
「シュプーヘ」で御座いましたorz 単位取得者を前に未履修者が申し訳無い、失礼致しました。

「ドイツ語はもう忘れた\(^o^)/」


これより後はナガタニが勝手に口走っていました(´・ω・`) 熱が入るとつい.....

◆アイスランド語はもっと鬼畜!
規則変化ですが、動詞について約100個もの変化形を頭に入れておかねばなりません。
世界一難しい言語とも言われています。
因みに、ルーン文字由来の二つもアルファベットとして使用します。

◆多いけど、無駄な文字なんて無いチェコ語
チェコ語のアルファベット数は約40です。ヤン・フス教授による、
聖書のチェコ語訳という大事業。その中で固まっていった歴史ある言語です。

◆母音が多いフィンランド語・第二章
フィンランド語の単語中には、子音だけで文を構成する事でさえ出来るチェコ語
(ex. "Vlk zmrzl, zhltl hrst zrn")では考えられない程に、母音が沢山出て来ます。

「例えば ・・・ "友達"をフィンランド語では"ウュスタェヴァェ(ystävä)と言います」
そいつとは、トモダチになれそうにないな

*お詫び*
フィンランド語版友達の説明の際に「ウュスタェヴァェーンサ(ystäväänsä)」と喋ってしまいましたが、
ァェーンサ(-änsä)」はフィンランド語の変化の核となる格語尾です。失礼致しました。


そうこう話している内に、帰宅の途に就かねばならなくなって一言...

「また明日~」
これでまたIMOな話に逆戻り