2011年5月8日日曜日

雑記『豅蟠谿壑』 - [ 21 ] 連学

2011年度ゴールデンウィーク、最終日となりました。皆さん、如何お過ごしでしょうか。
 
ボクは諸所の事由がありまして、2日から13日まで、週末・祝日問わず大学であります。
4月29日も講義がありましたから、ボクの日程では連休という二文字を見出せませんでした。
5月1日に一回休めただけでも贅沢だと感じております。
 
理由を説明致しましょうか。先ず第一に、先日の東日本大震災の影響を被り、
大学の前期の学年歴が極めて大幅に改定された事です。
あらゆる国民の祝日を講義実施日とし、前期末試験期間を二週間から一週間に短縮して、
後期には例年通りの進行とする事を画策している、そんな学年歴のようです。
 
これにはもう一つ、付属する所以があります。ボクの大学は、東京スカイツリーと関係がある...
という事は別に如何でも好いですが、特に国公立大学は普通、官庁のお達しもありまして、
半期15週+試験期間という構成になっていると存じます。無論学力低下の問題を汲んでいます。
 
然し乍ら、ボクの大学は半期13週という昔乍らの構成を固持し続けています。
二週遅れて開始した2011年度前期ですが、ゴールデンウィークを潰し、
試験期間を2週間から1週間に短縮する事で、外見上易々と旧来の日程に戻せます。
 
...さて、他の理由を説明しましょう。ボクが属しているゼミナールで、ボクのグループの発表が
今週の水曜日に迫っております。女性二人との協同作業でありますが、
取っ掛かり難いテーマ(初期中世ヨーロッパ史 - 中世はよく盛期と末期が注目される)と、
準備期間の短さ(担当が決まって二週間後の発表)に、中々に骨を折っておる次第であります。
大学施設が閉鎖している本日も、池袋に集まって議論を交わす予定です。
 
これまでに三つの事をお話して来ましたが、これで最後の事由となります。
それは、(ボクからすると母方の)祖母が危篤状態の為、
18日から22日・23日に掛けて、台湾に帰省する事が決まったからです。
 
この期間は講義に一切出席出来ませんから、ゴールデンウィーク中に無理を押して休んで
何処かに遠出をする事は、ボクにとって非常に難しい事でありました。
 
...恐らく、ボクが祖母を見る最後の機会となる事と思います。
 
齢を重ねると、そういう事も多くなるのでしょうね・・・台湾はボクにとって九年振りの土地ですが、
この間には台湾でも大地震がありまして、母の生家は最早住めない状態となっているそうで、
ボクにとって恐らく、その「思い出」とは全く違う台湾を体感してくる所となるのでありましょう。
 
 ◇ ◆ ◇
 
とは言え、ゴールデンウィーク中に開催されたイベントは数知れず、
それを目的として此処東京にいらっしゃった方々も数知れず、
何処か好いタイミングで人とお会いして会話くらいは出来ないかなあと思索を練りまして、
二つのプチオフ会に参加する事が出来ました。
 
一つは銭湯オフ(ボクを含めて4人)、もう一つは個人(BMCさん)。
この場をお借りしまして、ありがとうございます!
 
銭湯オフでは一等最初にサプライズがありました。まさかこんな所でまたお会いするとは。
あと、銭湯は恐らく・・・十数年振りでした。もう何も記憶なんて御座いませんでしたから、
見様見真似で追随せんと(心の中では)焦っておりました。何分大学帰りの恰好でしたから、
大分可笑しなルックスを呈してしまったとは反省をしておりますが、それでも楽しかったです。
 
後日、BMCさんと秋葉原でお会いしまして、池袋まで行ってjubeatを少々。
その後サイゼリヤに入って談笑をしておりました。もう少し長くお話ししたかったなあ。
 
「如何してこの動物系ポップカルチャーに触れるようになっていったのか」は、
初めてお会いする人との情報交換の切り出し方の定石でありましょう。
但し、今回は「もふ会」・「メタモルジェネレーション」・「板橋獣化オフ会」・「ショタスクラッチ」、
等々のイベントが目白押しで御座いましたから、そちらの時事が先立ちました。
 
ボクは未だ、個人で制作された着ぐるみを一回しか見た事が無いので、
何れの時にかそういう類のイベントに参加したいなあと思う次第であります。
 
それ以外にも、マクロファーリィの事から大学の事まで、色々な事についてお話出来、
充実した一時をBMCさんと一緒に過ごせました。重ね重ねではありますが、多謝であります。
 
 ◇ ◆ ◇
 
最後に、ばぁるさんのご冥福をお祈り申し上げます。
 
ばぁるさんとお会いした事はありませんが、着ぐるみの魅力、オフ会の魅力、
そして何より人間的な魅力を感じさせる活動歴は、ボクにとっても羨望の眼差しでした。
勿論、今でもそうです。・・・『Composite』に、原稿を出してみたかったです。
 
その、あまりに早い訃報に、ただただ、それを信じられない後ろ向きな気持ちと、
その活力をボクも奮い立たせて挑戦していかなければという前向きな気持ちとが渦巻きます。
 
...何時か、ボクが死んだ後に、天国でお会い出来ればなあ、と思います。

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