2007年6月1日金曜日

Prüfungszeit - プルューフュングスツァイト -

実を言いますと現在、試験期間なのです。

電車内でよそから他校生の話を聞いていると、
どうもボクの高校は前期中間試験の時期が晩いらしいです。

今日は選択科目の関係で一科目だけの考査でした。

◇ ◆ ◇

それはさておき、終了後に何もすることを見出せぬままに立ち寄った図書室で
語学の棚を漁っていると、ギリシャ文字の書き方なんてものがありました。

高校生となり、数学や物理等で否が応にギリシャ文字を見様見真似で書いたものでしたが、
現地の方がどの様にそのアルファーヴィタを書いているのか、気になりませんか?


…気にならない? さようですか


そんなコトや「トルーマン・ドクトリン以後の共産世界が『封じ込め』られた世界地図は
此処がこうで…」と友人と話している内にその友人は美化委員会の仕事(ゴミの分別回収)に。

その少し前からボクはとある先生と語らうのでした。

◇ ◆ ◇

生徒会への無関心は三十年前から既に言われていた事だ、とボクが言うと、
「日米安保問題や学園紛争があった時代、生徒会は危険視出来るほど強大な権威を持っていた。
 その頃は大変な関心があったと言える。
 一方、現在は学生が蜂起するなんてことはなく、先生としては平和が訪れたと思う。
 然し、個人の自由が確立されたことで生徒会という共同体に属すことを
 拒むようになってきてはいないだろうか。」

生徒会は今も尚重要な機関である。
だから関心を持たせるようにしたいが、関心を持たせる材料が無い。


「恐らく、此処には個人的な能力の高い人達が揃っている。
でも、皆決まって中々自分の殻を破ることが出来ないのだと思います。」
「日本人は長期的な努力をすることで物凄い成果を生んできた傾向があると思うよ。
その国民性から、変化をとても躊躇する。
此処では、少しでも変化の出来た人が有利になれる。
アメリカからホームステイをしている人がいるんだけど、
和太鼓をやらせてみたら、その技能の習得がとっても早かった。
でも、飽きるのもとても早かった。アメリカ人は逆に変化をとても好むようだね。」
「どちらも『もっとできるのに』ですね。」

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