また、さとみさんからは彼の持ちキャラクターの名の由来であろうスコッチ・ウイスキー「アイラ(Islay)」も試飲させてもらいました。ウォッカを二杯飲んだ後でありましたから、些か記憶が曖昧ではありますが(苦笑い)、確かカリーラ(Caol Ila)だったと思います。本場「命の水」の味は未だそれ程意識して嗜んだ事が無い為、明確な比較材料に乏しい状態ではありましたが、これもまた自分にとって「愉しめる」お酒でありました。少々、水で割りすぎた事が悔やまれます。
ここまでお酒の話しかしておりませんね(汗)。酒でよく喋るように出来上がったボクは、二次会では堅苦しい話を持ち出しては自論を主張する、ただのイタいおっさんになってしまいました。もう少し冷静になった方が良いのでは……と思い立つ頃には喉も焼けており、リリョウ(黒いドラゴン)の腹の内を少し露呈してしまいました。狐塚さんはそんな状態のボクを「寧ろそれが好い」と仰って下さいましたが、一つだけ言えることは、ボクにもそういう面があるのだな、と感じたことです。棲家に帰巣したのは日付の変わる頃で、久し振りに深夜の街を夜風に当たりながら歩いた次第であります。
◇ ◆ ◇
話題を変えまして、更に一週間程前、小学生の頃からずっと仲良くしている親友二人と共に、横浜へ行って参りました。ボクを含めて三人の脳裏には、昨年の三月十一日に、久し振りに会って何処かへ行くということは、「何かしらの天変地異があるぞ」という変な危機意識と言いますか、そんなジョークが振って湧いておりました。
案の定、狙ったかのように暴風雨でした!
然し三人は安堵しておりました。これだけの暴風雨に見舞われたのだから、今日は地震は無い、と。そんな笑い話も交えながら、それぞれの近況を話し合いつつ、小数時間かけて横浜に辿り着きました。
JICA横浜、赤レンガ倉庫等がある人工島(撮影者: 豅リリョウ, 2012年2月18日撮影) |
JICA横浜 海外移住資料館(撮影者: 豅リリョウ, 2012年3月31日撮影) |
それでも尚、例えばブラジルには日本の文化の一部が受け容れられていますから、日本人の精神というものは世界に通じるものがきっとあるのでしょう。
東南アジア・南アジア・中南米の料理の数々(撮影者: 豅リリョウ, 2012年3月31日撮影) |
しかしながら、これだけ量を揃えるとやはり壮観でした。豆料理が中心となるのは、主食が米の日本では中々見られない光景でしょう。中でも右下にあるフェジョアーダ(feijoada, ブラジルの黒豆とお肉の煮物)は、見た目はお汁粉そっくり! 口へ運んで咀嚼すると、すぐに「嗚呼、豆料理なんだなあ」という念に駆られましたから、この料理が一番の驚きだったと言えましょう。また、料理に使われるお米もインディカ米(長粒種)で、普段日本人が口にするジャポニカ米(短粒種)の食感・風味とは全く異なっているように感じられました。
ごちそうさまでした。(撮影者: 豅リリョウ, 2012年3月31日撮影) |
飛鳥II(撮影者: 豅リリョウ, 2012年3月31日撮影) |
海上保安庁巡視船「しきしま」(撮影者: 豅リリョウ, 2012年3月31日) |
工作船展示館(撮影者: 豅リリョウ, 2012年3月31日撮影) |
第5回 アフリカンフェスティバルよこはま2012 パンフレット表紙 |
ケニア、マラウイ、レソト、ザンビア、コンゴ民主共和国、マダガスカル、ウガンダ、モザンビーク、ナイジェリア、タンザニア、エリトリア、ボツワナ、ジブチ、エチオピア、エジプト、ガーナ、ジンバブエ、リベリア、トーゴ、アンゴラ……などなど、アフリカ諸国の持つ沢山の伝統や文化、社会や人々を紹介するそれなりに大きなイベントで、現地の文化を日本に紹介する活動に参加している日本人も一緒になって盛り上げていました。ノシベ、モロンベ、サザンクロス街道といったマダガスカルの観光地紹介や、南アフリカ共和国のルイボス茶、タンザニアのザンジバルスパイス、そして何より各国の民俗工芸品がずらりと勢揃いした会場は、物凄い熱気に包まれておりました。また、各国大使館から要人もご来訪なさっていて、自国のプロモーション、及び投資を呼び掛ける資料などを配っておりました。
赤レンガ倉庫を離れて、帰り際にポケモンセンターヨコハマに立ち寄り、物品を物色してから帰路につきました。一日で南アジア、東南アジア、極東アジア、中・南米大陸、アフリカ大陸と、世界をほぼ一周した感じでありました。
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追記、動画紹介を忘れておりました。
折り紙アートといえば神谷哲史さんの名前がすぐに思い浮かぶと思いますが、今回紹介する二つの作品は、一つ目は Gilad Aharoni さん、二つ目は Kade Chan さんによるデザインです。
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