2010年10月18日月曜日

雑記『豅蟠谿壑』 - [ 2 ] sich4 um et4 bemühen

喉の痛みが全くと言って良い程取れず、のど飴の消費量が跳ね上がっている次第であります。
当頁を執筆する目下のボクは更に、激しい運動をしていないにも関わらず悲鳴を上げる
諸関節の痛みと、意識下で邪魔を働いて鬱陶しい事此の上無い鼻詰まりとを兼ね揃えました。
 
恐らく、此等は風邪の初期症状でありましょう。
風邪薬の副作用である睡眠導入とお腹の弛みを堪えながらの一週間と成りそうであります。
 
 
 ◇ ◆ ◇
 
 
二回生後期の時間割で、最も過酷な日程と成っている曜日は月曜日、そう、本日です。
 
初級フランス語読解、初級ラテン語文法、そして中級ドイツ語講読演習という、
予習有りきの語学が三種も連続するという、「好きでなければ先ず組まない」部類の、
厳しいスケジュールを教務課に申請していたという所であります。
 
然し乍ら、本日は更にボクの所属する漫画研究会の、大学の文化祭で発刊する部誌への
原稿提出の最終締切日でもあった為に、「自主的に受けている(単位は貰えない)」
フランス語の講義を「自主休講(即ち欠席, ボクの出身高校に於けるターム)」するという、
謂わば禁じ手を使ってしまいました。コレで二回目であります...
 
 
 ◇ ◆ ◇
 
 
ボクのラテン語の文法知識は、正直に申しますと、講義の進行から可也引けを取っております。
 
教科書は、大学のラテン語教育では定番の中山恒夫著『標準ラテン文法』白水社を
使用しておりますが、コレが中々頭に入って来ないこと...
そろそろ劣等感すら抱き始めても可笑しく無い状況に陥りそうで、只ならぬ恐怖を抱く次第です。
 
今回の講義では不定法と数詞を勉強致しました。
"centum septuāgintā tria mīlia octingentī duodēsexāgintā (CLXXMMMDCCCLVIII)"...
 
 
 ◇ ◆ ◇
 
 
ドイツ語の講義は週四駒入れておりますが、
個人的に最も大変で尚且つ最も面白い講義が、月曜日の中級ドイツ語講読演習であります。
 
今回のお題は、
„China wettert erneut gegen norwegisches Nobelkomitee“
„Perfekte Rettung im Chile“
 
「中国、ノルウェーのノーベル賞委員会を改めて罵倒」、「チリに於ける完全なる救助」・・・
即ち、時事問題のニュース記事を此の講義では読解の対象として取り扱っているのですが、
題目が時にEUの問題であったり、時にドイツの問題であったりとバラエティに富み、
個人的には非常に良い刺激を此の講義から受けていると共に、三回生・四回生レベルの
ドイツ語を二回生乍ら、それも少人数演習の為に義務は普遍的であるからして、
非常に良い緊張感を此の講義から被っている次第であります。
 
まあ、今回のお題目は当頁に特別紹介する価値を見出せないので、触れないで置きます。
一つだけ、遣り甲斐が有った文章を下記して置きますので、
ドイツ語を勉強されていらっしゃる方々は是非、挑戦してみて下さいませ。
 
Japan und China hatten sich zuletzt um eine Annäherung bemüht, nachdem die Festnahme eines chinesischen Kapitäns durch die japanische Küstenwache nahe einer von beiden Ländern beanspruchten Inselkette im Ostchinesischen Meer Anfang September das schwerste diplomatische Zerwürfnis zwischen Tokio und Peking seit Jahren auslöste.
 
ポイント: 副文の主格(1格)と対格(4格)の分かれ目は何処か?

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