土曜日正午頃の大学帰りにコールがあり、ポケモンセンタートーキョーに
足を運んでみると、オンライン・オフライン共に
仲良くして頂いている四名の先輩方が待ち構えて居らっしゃいました。
対面した時にボクは、何を申し上げれば好いのか判らずにただ、
御免なさいと言って頭を下げる事しか出来ませんでした。
そうこうしている内に、其の仲間の輪の中心へと誘われ、どれだけ心配している事か、
焦り過ぎる必要は無いのだ、等と励ましの言葉を一身に浴びました。
強気を皆目見せなく成り、ズタボロの精神を剥き出しにしていたボクにとって、
此の上無い心の癒し、慰めでありました。今でも感謝の念で一杯であります。
◇ ◆ ◇
さて、一行は其の後、浜松町から東京モノレールに乗って羽田空港に開いた
新しいターミナルビルへと向かいました。東京モノレールに乗り込むのは
此れが二回目で、中学時代の社会見学でANAの整備工場を訪ねた時以来の事でありました。
車窓から見える港の光景は、住宅街に住むボクにとっては想像のし難い世界でありまして、
全く以て、何が何なのか分からないというのが本音でありました…
そうして羽田空港新国際線旅客ターミナルビルに到着し、出発ロビーに足を踏み入れるや否や、
風を感じるかのような開放的空間が目の前に広がりました。
緩やかに波打つ天井パネルが、ロビーの中心線を軸として左右対称に
広がっており、ロビーのエントランスから旅の高揚感を
掻き立たせてくれるようなインプレッションをボク達の中に醸し出して来ました。
ロビーの奥側にはデッキへと繋がる昇降口があり、其処からは此れ迄のコンテンポラリーで
ビジネスライクな空間から一変して、トラディショナルな空間となっておりました。
敢えて道幅を狭めて梯子のし易い環境を提供しつつ、
見上げれば日本の下町の薫り漂う、アジア的なショッピング兼フード街でありました。
更に奥へと歩を進めると、滑走路を見渡せる展望台へと出ました。
子供連れの家族が数多く散見され、フェンスは人でぎっしり。
ボクは其の後ろで、ぼんやりと飛行機の様子と、子供達の感激を見守っておりました。
帰路は京急鉄道、新宿まで飛ばして貰い、
西武新宿へと歩いて今回の訪問を終えたのでありました。
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