2010年10月20日水曜日

雑記『豅蟠谿壑』 - [ 4 ] なんか陰鬱な日記になっていまいか

平日に風邪をこじらせた際、ボクの場合は大抵、無理を圧して週末まで通常通り学校へと赴き、
土日を利用して高熱を記録したり嘔吐したりして無理矢理治すという手法を取っておりましたが、
今回は「超」の接頭辞を付けても好い位大事を見て、自宅療養に徹する事に致しました。
 
其の甲斐有りまして今はかなり症状が軽くなりましたが、黄昏時頃帰って来た母に開口一番
「如何して講義に出席しなかったの」と咎められる所となりました。
ボクが皆勤である事が母の誇りとなっている旨を聞いて、
愚鈍なボクは少なからぬ疑問符を母に投げ掛けてしまいました。全く以て不甲斐無い...
 
小児喘息(気管支喘息)を患い、数ヶ月に及ぶ入院を経験した事がありますが、退院後の
アフターケアで「ほぼ完治したと言って良い」という医者のお墨付きはもらっているものの、
気管支炎に罹ってしまう事に因って喘息を再発させる事が有り得るという事を鑑みて、
縦(たと)え「放って置いても治るだろうに」と思われても、個人的には心の処方箋となりました。
 
それにしても、今日は本当に時間がゆっくりとしていた様な気が致します。
ぼちぼちと此のブランクを埋めてゆく作業に取り掛からなければなりませんね。
 
 
 ◇ ◆ ◇
 
 
以下は、前々回に書いたドイツ語文の私訳です。
 
九月初めの東シナ海に在る両国によって権益を主張されている諸島付近に於ける日本の海上警備隊に因る中国人船長の逮捕が此処数年来の日中間の最も難しい外交的紛糾を惹起した後に、日本と中国は最終的な歩み寄りを図っていた。
 
ポイントの解説
 
die Festnahme eines chinesischen Kapitäns durch die japanische Küstenwache nahe einer von beiden Ländern beanspruchten Inselkette im Ostchinesischen Meer
副文の主語 die Festnahme(逮捕) を修飾する言葉は此れだけ長く続いております。
einer von beiden Ländern beanspruchten Inselkette は冠飾句です。
 
das schwerste diplomatische Zerwürfnis zwischen Tokio und Peking seit Jahren
副文の述部にある Tokio(東京) と Peking(北京) は、
此処では「日本政府」・「中国政府」の意味で使われております。

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